10月26日、DAC未来サポート文化事業団が運営協力をしている、NIKIHillsヴィレッジの仁木町からの委託事業「令和3年度仁木町子ども体験塾特別講座」第1回を行いました。
本事業は、北海道・仁木町で生まれ育つ子どもたちの「生きる力」と「ふるさと仁木」への愛着を醸成するため、仁木町を代表する観光資源であるワイン産業について理解を深めてもらうことを目的として、ワインの製造過程を体験してもらう事業で、昨年に引き続き2年目の事業です。今年度は10月の「収穫」11月の「醸造」、1月予定の「ラベル貼り」の全3回を体験授業としてNIKIHillsで受け入れ、実施することとなっています。
今年度の第1回目のこの日は、天候に恵まれ快晴の中スタートしました。冒頭では元仁木町副町長で、現在NIKIHills顧問の美濃さんと、舟津理事からNIKIHillsや仁木町についてお話しをいただき、その後舟津理事、畑の責任者の関沢さん指導の下カベルネフランの収穫体験・試食を行いました。
実施後に行ったアンケートでは、醸造体験の満足度は全員から勉強になったと回答がありました。
その理由として、
「ぶどう用のハサミの使い方がわかった」
「白ワインや赤ワイン等の色々な名前が勉強になった」
「将来、仁木はワインの町になると知ることができた」
といった感想や、
ワインぶどうの試食をしてみて、
「種があったけど、小さくてとてもおいしかった」
「あまいところと種を食べると、苦味が少し勝つ」
「あまずっぱかった」
等の意見が上がりました。
実だけでなく皮や種の触感や味も確かめながら、ワインぶどうを知ることができた様子が伺えました。
昨年は、天候の都合上、当初予定していた第1回と第2回の体験を交換して行い、第1回が醸造体験、第2回が収穫体験となりましたが、今年は予定通り、第1回に収穫体験を行うことが出来ました。