4月24日(土)公益財団法人 日本動物愛護協会と協同し、「みらいあいご部vol.2「親子で考えるいのち~捨て犬・未来 命の授業~」オンライン動物愛護セミナー」を開催しました。みらさぽと日本動物愛護協会の協同企画、親子・子育て世代を中心とした多くの方々を対象に動物愛護を楽しく学ぶオンラインセミナー“みらいあいご部”の第2弾です。
今回のテーマは、「親子で考えるいのち~捨て犬・未来 命の授業~」。長期化する新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、緊急事態宣言や外出自粛が続き、動物を家族に迎える方がますます増えています。それに比例するように、飼育放棄や動物虐待などの痛ましい事件もよく耳にするようになりました。こんな時だからこそ、人の命も動物の命も同じく大切で尊いものだということを子どもたちはじめ多くの方々に考えていただく機会として企画しました。
今回は前回に引き続き、日本動物愛護協会事務局長の廣瀬章宏氏、そしてゲストとして児童文学作家の今西乃子氏に登壇いただきました。今西氏は、執筆活動の傍ら小学校、中学校などで「捨て犬・未来、命の授業」を展開、2020年には240か所を超える講義数になったとのことです。また、捨て犬・未来のお話は、文部科学省検定済教科書にも採用されています。
セミナーは、100名の事前申し込み定員も埋まり、参加者の“命の授業”への関心の高さが伺えました。本番の配信でも、途中退出がほぼなく、参加者の熱心な姿勢が感じられました。今西氏の命の授業の後、サプライズゲストとして、未来ちゃんにもオンラインで登場してもらいました。参加者の皆さんも元気な未来ちゃんの姿を目にして喜んでいました。今回は未来ちゃんの実話をもとにした、リアルなお話しだったため、途中涙する参加者もいましたが、最後にはそれぞれ感じたものを持ち帰ってくれたようです。
実施後のアンケートから、お子様と参加された方からの、お子様の反応を抜粋して紹介します。
「最後まで真剣に見ていました。動物愛護センターに行きたいと言っております。」
「もともと保護犬に興味があったので今回のセミナーに参加しましたが、保護犬を飼いたいという思いが強まったようです。」
「捨てられる命を救いたいと言っていました。」
「小学生でアパートに住んでいるので動物は飼えないのですが、愛護センターに行くことや自由研究で友人に伝えることで保護活動ができることをしれて喜んでいました。」
事前のお申し込み時にいただいた質問にはお二方に後日回答いただきました。
別ページにて掲載しておりますのでぜひご確認ください。