第7回みらさぽ絵画・作文コンクール優秀作品発表

青少年や子どもたちに勇気や感動、感謝の心を伝えていくために活動する一般社団法人。文部科学省後援「みらさぽ絵画・作文コンクール」、文部科学省教育プログラム「DACセブンサミッツ冒険教室」、ミャンマー尼僧院支援等SDGsに貢献する各種プロジェクトを推進。


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かけがえのない家ぞく熊本市立秋津小学校3年生清永皐樹【審査員コメント】5歳の時に妹が生まれ、お兄ちゃんとなった皐樹くんにとって、妹のみーちゃんは時にかわいい、けれど、やはり「わがままかいじゅう」なのです。そんな妹とのやりとりや兄としての思い、時に感じる悲しさ、そしてそれらを踏まえて分かった妹への新たな気持ちなど、実に生き生きと書かれています。ことばの力やセンスがいいですね。「家ぞくのきずなは相手を思いやることのつみ重ねからうまれる」「きずなを深められるような毎日を送っていきたい」、すばらしいまとめです。大きな穴佐賀市立高木瀬小学校6年生谷川純白家族あってこそ大阪市立旭陽中学校3年生村田亜聡【審査員コメント】家族っていいな、そんな当たり前のことを感じさせてくれる味わい深い作品です。両親と兄二人姉二人の七人の大家族、全員そろってとる夕食、日々の話が弾む楽しい食卓、一緒の部屋で寝る子どもたちなど、かつてはどこにでもあった家族の風景が、今やとても貴重です。賑やかで仲の良い家族の様子が具体的に描かれています。県外の大学に進学した頼りがいのあるお姉さんが久しぶりに帰って来た喜びと不在の寂しさを、家族への思いと感謝にうまくつなげました【審査員コメント】自らの不登校体験について、客観的に見つめ描写しています。自分自身の人生を自立的に生きるため、家族の理解と支援がいかに必要か具体的に書かれています。まさに「家族あってこそ」です。学校と児童生徒、そして家族や地域の関係が様々問われる昨今、「家族の絆」というテーマの下、当事者としての問題意識が表現力豊かに描かれています。この作品は、多くの教育関係者にもぜひ知ってもらいたいものです。


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