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2020年10月1日

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9/20(日)みらさぽ×日本動物愛護協会 オンライン動物愛護セミナー、パネリストより質問の回答をいただきました

9/20(日)に開催した、みらさぽ×日本動物愛護協会 オンライン動物愛護セミナーでは参加者から多くの質問が寄せられました。時間内にお答えしきれなかった質問についてパネリストの林家たい平氏、廣瀬章宏氏に後日回答をいただきましたのでご確認ください。

 

 

左:落語家・(公財)日本動物愛護協会 理事 林家たい平氏

右:(公財)日本動物愛護協会 常任理事・事務局長 廣瀬章宏氏

 

①「にゃんぱく宣言」に出ていた猫ちゃんは元気ですか?

廣瀬氏:とても元気にしています。にゃんぱく宣言のポスターになった猫は4兄弟で生まれ、魚屋さんの天井から降ってきた仔猫たちです。それぞれの飼い主さんのもとで元気に過ごしています。ポスターの猫(エレナちゃん)は2頭姉妹で一緒に暮らしているのですが、撮影はエレナちゃんだけが積極的で、採用されました。保護された猫が猫の啓発の顔としてポスターになるということはとてもうれしいことです。余談ですが、魚屋の仔猫救出作戦の際、私は例によって「運び屋」だったのですが、その日は午後からどうしても外せない会議があり、スーツで迎えに行き、そのまま会議に出席しました。子猫たちは魚屋さんの段ボールに入れて運んだのですが… ブリの箱で、猫たち、車の中、私のスーツまでもブリの臭いが染みついてしばらくとれませんでした。

※一番手前の三毛猫が「にゃんぱく宣言」のポスターの子です

 

②やんちゃーず、それぞれ性格は違いますか?

林家たい平氏:『あさひ』は泣き虫。ごはんを待つとき「お座り!」というとちゃんとお座りできます。
『はやて』は人に遊んでもらうの大好き。運動神経抜群で、娘のことが大好きです。
『たいが』は兄弟に気を使って、遊びなどは自分の番が来るまでじっと待っているタイプ。でも本当は甘えん坊です。鳥と光の反射とか、動くものの観察がじっくりできます。

 

③僕は今年の夏の自由研究で「僕が見た動物の命」をテーマに調べました。ドイツのティアハイムの取り組みや、アメリカの少年が蝶ネクタイを作って保護親の促進を促して大統領から感謝状送られたなど調べました。企業のスポンサー制度などは日本では促せないのでしょうか?

廣瀬氏:協会としても企業などからの支援が多くあれば、それだけ活動の幅が広がることに繋がりますので、企業に働きかけを行っています。今回の一般社団法人 DAC未来サポート文化事業団様との親子セミナーもその一つです。まだまだそういう点では遅れていると言えると思いますので、企業のCSR活動の一環として動物愛護に取り組んでもらえるよう働きかけを行っていきます。

 

④猫とカメを飼ってみて大変ではないですか?

林家たい平氏:生き物を飼うというのは、どんな生き物でも大変です。大変だからこそ、愛情がわいて育てることができます。

廣瀬氏:大変か大変でないかで答えると「大変です」私のカメたちは水槽で暮らしているのですが、カメにとってはその水槽の中がすべてです。水もすぐに汚します。温度管理もしなければなりません。毎日の給餌はもちろん、毎週のように水槽のお掃除をします。しかし、それ以上に一緒に暮らす楽しみ、癒し、喜びをカメたちからも、もらっていますので苦にはなりません。ちなみにうちの猫「ねこぺん」はカメを怖がります。でも「ねこぺん」は私には強いです。現在、私の飼っているカメの1匹は末期のガンに侵されています。2度手術をしたのですが再発を繰り返しています。カメだって人と同じように病気になります。治療費だってそれなりにかかります。動物を飼うということは楽しいだけではありません。苦しいこと、悲しいことにだって向き合わなければならない時もあります。自分のところに迎えた以上は、その動物たちにとって最善の方法を考えて、動物たちに誇れる飼い主になってほしいです。

 

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