7月26日、今後の障がい者雇用の検討施策としてグループ会社である株式会社デイリースポーツ案内広告社の対象社員に向け、筑波大学附属視覚特別支援学校 鍼灸手技療法科 進路指導主任の小又先生をお招きし、講話会を実施しました。
講話会では主に視覚障がいについてやマッサージの歴史、産業マッサージ(ヘルスキーパー)についてお話しいただきました。特に産業マッサージについては、メリット・デメリットや現場の声を踏まえながら具体的に講話いただきました。
講話後、社員からは
「目の障がいも様々なパターンがあることを知りました。人によって見えづらい色やシチュエーションも違うということで、あらゆる人が生活しやすい環境を整えるのも大変なんだなと感じました。」
という言葉や
「自分と違う環境や考え方などに遠慮してしまうところがありますが、配慮と遠慮は違うなということを感じた機会でした。知ること、理解することでもっと生きやすい環境ができるのだと感じました。」
といった声を聞くことが出来ました。
今回の講話会を通して、様々な事情を持った人にも過ごしやすい環境を整えていくには、まずは相手を理解して、寄り添った配慮を行う必要があると学ぶことが出来ました。この取り組みが尊重し合える環境を整えるきっかけ、その一助となれば幸いです。