DACグループが2017年より継続支援を行っているミャンマー尼僧院の子どもたちに、4月7日、オンラインにて絵本の読み聞かせ会を実施しました。この会は日本とミャンマーの違いを絵本を通じて理解しあうことを目的としていて、日本語とミャンマー語の同時翻訳のもとに絵本の読み聞かせが進行していきました。
絵本はグループ会社でみらさぽの会員企業でもある株式会社デイリースポーツ案内広告社と共同で制作したものです。挿絵は「みらさぽ絵画・作文コンクール」の過去受賞者の子どもたちと、尼僧院の子どもたちに描いてもらいました。絵本を共同で作り上げることで、間接的な子どもたち同士の異文化交流にもなっています。完成した絵本『こんにちは、ミャンマー』は読み聞かせ当日、オンライン上の画面共有と、尼僧院の子どもたちの手元の印刷物でも見てもらいながら読み聞かせを楽しんでもらいました。
絵本の一部内容としては
学校へ通う時の違い
日本:ランドセルを背負う
ミャンマー:白いシャツに緑色のロンジーをはく
使う言葉の違い
日本:ひらがな、カタカナ、漢字を使う
ミャンマー:ビルマ語を使う人が多いが、他の言語も話されている
ジャンケンの違い
日本:グー(石)、チョキ(はさみ)、パー(紙)
ミャンマー:チャウトン(石)、カッチ―(はさみ)、サック(紙)
といったもので、日常の身近な事柄を通して、お互いの文化の相互理解を図りました。
また、日本の童話である『浦島太郎』の読み聞かせも同時に行いました。事前にあらすじをミャンマー語で紹介し、日本語で朗読。日本の昔話に触れてもらうことで、日本を知ってもらうきっかけ作りを行いました。
読み聞かせをしてほしい、聞いてみたいという方や団体様はお気軽にお問い合わせください。