「日本とミャンマーの手づくり絵本読み聞かせ会」は、日本とミャンマーそれぞれの国の子ども達が作画を担当、挨拶、食事、風習など文化の違いについて紹介したオリジナルの絵本「こんにちは、ミャンマー」。この絵本を通じて日本の子どもたちがミャンマーを知るきっかけとなり、言語や文化が異なる人々とも互いを認め、わかり合える社会性を育む一歩になることを望みスタートしました。
第一回目は、7月3日(木)滋賀県近江八幡市立武佐小学校の先生から、言語や文化の異なる子どもたちが本を介して学び合う国際交流の機会としてご依頼いただき、当日は4.5年生69名が参加となりました。
プログラムの冒頭でミャンマーを知るための動画を視聴してもらい、言葉や文化・国民性について基本情報を学んでから絵本の読み聞かせを行いました。
さらに今回は、学校側からご要望をいただき、ミャンマーとのリモート交流や絵手紙のやり取りもプログラムに加えて実施。ミャンマーの子どもたちが日本語で自己紹介してくれるサプライズがあり、日本の子どもたちは覚えたてのミャンマー語で挨拶・じゃんけん交流を行い、先生方も含め大いに盛り上がりました。
日本の子どもたちはミャンマーの仏教の教えや人々の暮らしに触れ、ミャンマーの子どもたちは日本の習慣や伝統的な行事を知る機会となり、言葉の壁を越えた交流が生まれました。
この活動を通して、子どもたちは互いの文化を尊重し、理解する心、そして、世界にはたくさんの違いがありますが、それを知ることの楽しさを知るきっかけになれば幸いです。
みらさぽでは今後も、この出前授業を通して子どもたちに国際交流の機会を提供していきます。