アニマル石川講演会

絵本「ひまわりのおか」朗読会

2011年3月11日。東日本大震災の影響による津波で被災した“石巻市大川小学校の児童”を描いた絵本「ひまわりのおか」の朗読を通じ、東日本大震災を忘れることなく、津波や震災への意識を高め、被災された方々の苦しみを理解し、身近に知ってもらい、今後の防災活動についての学習の場とすることを目的に開催しております。

絵本「ひまわりのおか」内容

(1)
大きな北上川のそばの 小高いおかの上に、
小さな花だんが ありました。

きせつきせつの花が さいて、
ちょうちょも はちも やってきました。

おかのむこうには、小学校が あります。

(2)
「津波が くる!」

子どもたちが、おかの上の花だんにむかって、
あるきだしたとき、大きな大きな津波が、
みんなを のみこみました。

74人のこどもたちと、10人の先生の命を うばいました。

(3)
「はやく おうちに つれて帰ってあげたい」

「もういちどだけ、だきしめたい」

お母さんたちは、くる日も くる日も
子供たちを さがしました。

がれきをはこび、 土をほり、
海の底を のぞきました。

(4)
「ひまわりが さいたら、きっと よろこぶよ」
「もう なにもしてあげられないしね・・・」
「みんな、ここに きたかったんだもんね!」

やがて、小石だらけの土から、 
小さな芽が 顔をだしました。
お母さんたちは、ひまわりのせわをしながら、
子どもたちのことを はなします。

(5)
子どもが見つからない お母さんの気持ちが、
いたいほど わかります。
だから、 みんなで さがします。
帰り道、花だんによって、ひまわりに水をあげます。
ざっそうを ぬきます。
ちかくのおばあちゃんも、
そうさくをおえた おまわりさんも、手伝ってくれます。

(6)
ひとつぶの小さな種が、
千つぶもの種になりました。

その ひとつぶ ひとつぶが、
ひとりひとりの 子どもたちの、
思い出のように 思えました。

また 夏がきたら 会おうね。

ずっと ずっと いっしょだよ。

ページの先頭へ

4つの顔を持つ ISIKAWA Web